テレワーク移住者が、空き家を活用したセルフリノベーションを行った体験を紹介します。空き家探しや、セルフリノベーションの経緯。リノベーションにかかった費用や、時間。セルフリノベーションをおすすめする理由などを説明します。
目次
- はじめに
- 自己紹介
- どのような場所に住んでいるのか
- 移住後の家について。賃貸から購入へ。
- 何故新築ではなく空き家を利用したリノベーションを行ったのか
- どのように空き家を見つけたのか?
- 業者に依頼しないで、セルフリノベーションを行うことになった理由
- 費用面について
- どのぐらいの時間がかかったか
- セルフリノベーションをおすすめする理由
スピーカー:小松田乃維
iU
iU在学中。2年次にiUのメンバーと起業。 ガイアックスには1年次より参画し、YouTube ShortやXTC JapanでのMCや複数のDAO事業に携わっている。座右の銘は”Where there is a will, there is a way”
はじめに
皆さんこんにちは、このチャンネルの司会を務めている乃維です。
この動画では現代における、築古戸建て住宅の投資時の評価について、ガイアックスの上田さんと動画を上げてきましたが、今回は実際に、リノベーションの経験者である、吉井さんにお話を伺っていきたいと思います。
吉井さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
自己紹介
最初に簡単な自己紹介を させていただきます。
私は2017年に結婚を機に、それまでは東京の方で暮らしていたのですが、東京から鳥取に移住して今は妻と子の、3人で鳥取で暮らしています。
仕事は私も妻もパソコンを使った仕事で、在宅で仕事をしている状態です。
2人とも毎日通勤時間などなくて、空いた時間を活用して、空き家だった家をセルフリノベーションして、それで今住んでいる状態です。
その後、家の空いたスペースとかを活用して、民泊やワークスペースをシェアして暮らしています。
どのような場所に住んでいるのか
実際そのリノベーションされた という話ですが、どのような場所に住んでらっしゃるんですか?
鳥取県の鳥取市鹿野町という場所に 住んでいます。
こちらですが、移住者も大変多くて、空き家の活用も、今からだいたい20年ぐらい前から、空き家の活用が行われているような地域で、3400人ぐらいの小さな町です。
田舎暮らしというような、地方移住をする方が 読むような雑誌があるんですが、子育て世代が住みたい 田舎部門というのがあるんですが、そちらの方で鳥取市は、一位を受賞しているようなエリアで、移住者に大変人気のある エリアとなっています。
その中でも、鳥取市鹿野町という場所は、特に空き家活用が盛んなエリアで、多くの移住者が集まって、空き家の方に賃貸で借りて住んでいる、というような状況です。
移住者の方が多いのと、Uターンの方も大変多いエリアで、そういった関係で人間関係も非常に良くて、私も別の場所から移り住みましたが、大変住みやすい地域だと考えているので、もしも地方移住とか、考えている方は、鳥取市を検討していただければいいなと 思っています。
移住後の家について。賃貸から購入へ。
移住してから始めは賃貸で 住んでいましたが、それから空き家だった賃貸から、購入して住むことになりました。
それまで東京にいたときには、ずっと東京で賃貸暮らしをしていたので、あまり家を自分で持つとか、購入するとかそういう意識はなかったのですが、鳥取に住んでから借りていた賃貸の家のオーナーが、その家自体を売りたい、というような意向に変わってきまして、実際その家をいくらで売ってくれるのかなと、金額を聞いたところ、ちょっと想像してたよりもかなり高い、金額で、どうしようかなって悩んでいたのですが、先ほどもお話したように非常に移住の人気エリアで、近くで結構高い金額でも売買されている ような状況だったので、ちょっとそのままだと住み続けるのは難しいかな、というふうに思って、やっぱり賃貸だと、ちょっと安定して暮らすことができないですし、息子が小学校に上がるタイミングで、家を持った方が、安定した暮らしになるかな、ということを思って、家の購入の検討が始まりました。
いろんなご縁があって、移住するまでの話になったのですね。
移住されたり、リノベーションされた背景、みたいなところをお伺いできたのですが、次に空き家を利用した、リノベーションというところで、もう少しリノベーションの内側の話を お聞きできたらなと思います。
何故新築ではなく空き家を利用したリノベーションを行ったのか
なぜ新築ではなく、空き家を利用したリノベーションを行ったのか、こちらお話しいただければと思います。
こちらは大きくは2点ありまして、1点目は、コスト面です。
新築で希望するようなサイズの家を、作ろうと思って検討してみたのですが、その場合、土地付きで、田舎でも3~4000万円かかりそうでした。
それが、空き家であれば、空き家自体を数百万で購入して、リノベーション自体を行っても、1000万ぐらいで収まるんじゃないかな、というふうに考えたことです。
もう1点が、それまで空き家だった家に、賃貸で住んだ経験で、空き家とか築年数が40年、50年経っても、簡易的なリノベーションをすれば住めるかな、というふうに思っていました。
実際そこで住んでいた家は数年空き家だっので、ちょっとカビとかがあったりして、家の中も結構汚れた状態で、庭とかもかなり荒れてる状態だったのですが、大体2、3ヶ月ぐらい掃除をしたりとかして、キッチンとかトイレの掃除については、業者に発注したりとか、あと壁紙とかはそれも業者に発注したんですけど、そういうふうにしたら、かなり簡易的なリノベーションなんですが、それでも結構いい感じに、部屋の中が明るくなって、雰囲気が一気に変わることになったので、それでも住んでも問題ないな、というふうに思ったことが要因です。
なるほど。
どのように空き家を見つけたのか?
その空き家自体はどのようにして 見つけられたのですか?
最初は空き家バンクとか、不動産の売買サイトなどをネットの方で 探していきました。
実際そこで探していきましたが、鳥取県全体で探しても物件の数がかなり少なくて、掲載されているとしても、もう本当に売れ残りのような物件で、何年も前から掲載されているような感じの 状態の物件で、不動産物件自体も築年数とか かなりの状態なのですが、それで希望金額も異様に高かったりとか、そういうようなものしかないような状態でした。
不動産会社さんとかにもいろいろと、空き家の売買状況とか聞いていると、手数料とかも空き家自体が、そんなに高い金額で売れるわけではないので、不動産会社が得られる収益とかも少なくて、不動産会社自体もあんまり扱いたくないと。
空き家自体を持たれている方っていうのは、年配の方が結構多いのですが、年配の方とのコミュニケーションも、結構大変で、東京の方で、マンションを売買するような話だったら、みんな売る思考で考えているので、結構コミュニケーションが楽だったりしますが、あまり貸物件の売買は、一軒家の売買は、あんまり皆さん慣れてらっしゃらないので、それでコミュニケーションしてると、不動産会社としても労力に見合わないから、取り扱いたくないというような感じでした。
最終的に地域の空き家活用を推進しているような、NPOを紹介していただき。たまたまなのですが、当時住んでいた家から100メートルぐらいの距離に、今住んでいる空き家が見つかりました。
ネットで空き家を見つけることが、できるかもしれないですが、数が少なくて、少ない数の物件に対して、ものすごく探している人も多いので、住みたいエリアがある程度決まっていたら、その地域で空き家活用を支援してるような、団体や会社に相談するのがいいかな というふうに思っています。
業者に依頼しないで、セルフリノベーションを行うことになった理由
空き家を見つけられた後、セルフリノベーションされたというお話を、もう少し詳しくお聞きできたらと思うのですが、こちらは業者に依頼しないで、セルフリノベーションを行った理由を お聞かせいただけますか?
一つ目ですが、最初に想定していた、自分たち家族の理想するようなリノベーションを しようとすると、当初、予算は、購入金額も含めて1000万で考えていたのですが、業者から出てきた見積もりを見ると、全然足りなかったっていう感じでした。
リノベーションする前は今住んでる家なのですが、5LDKの家で和室が4つあって、それを今は3LDKに変更して全てフローリングにして、水回り自体全て新しくして住んでるんですが、そのようなリノベーションをお願いすると、何か1000万とかじゃなくて、2000万、3000万ぐらいかかるかもな、みたいな感じの雰囲気で、それだったらもう本当に新築のような 状態になってしまうので、ちょっと無理だなっていうような形になりました。
その後、家の購入自体、諦めようかなというふうに思っていたのですが、家を紹介してくれたNPOの方が、自分たちがやる気と時間があるんだったら、セルフリノベーションでも、仕上りの状態が自分たちでも妥協できるのであれば、できないことはないと思うから、チャレンジしてみては? みたいなことを言われたので・・・
そのNPO自体がいろんな機材とか 道具を持っているので、そういうのも貸すよって言われたので、ちょっとチャレンジしてみようかな、という話になりました。
なるほど。
最初は本当に費用面でセルフリノベーションを行う、ということを決めたのですね。
そうですね。
ちょっと全然予想してた、予算から足りなかったので。
高いですね(笑)、ありがとうございます。
費用面について
実際にその費用面で、セルフリノベーションを、行うと決めて、終わってみて、実際に費用面どのくらいかかっていましたか?
そうですね。
予算を1000万と決めてスタートして、最初は空き家自体を購入する時に、空き家自体が750万とか、800万ぐらいの金額で提示されたのですが、それだと予算1000万から考えると、あまりリノベーション費用に 充てることができないので、いろいろと相談した結果、550万で購入させていただく ということになりました。
その金額は土地と建物の合計金額ですが、ほぼ土地の評価金額で 購入することになりました。
それ以外の費用として、壁とか天井とかそれを直したりとか、フローリングと水回りと、新しいエアコンに切り替えたりとか、冷蔵庫とかあとはオール電化にしたので、エコキュートを導入したりとか、あといろいろとゴミも結構あったので、ゴミ処理とかそういうのを入れて、普通にやると700万ぐらいかかる 感じになりそうだったのですが、該当するような補助金とかいろいろ活用することで、450万ぐらいに収めることができて、リノベーション自体も内装は 全部終わっているのですが、外にウッドデッキとかフェンスとか、あと外液塗装とか、そういうのも行っていくのは今後考えてるんですが、そういった費用も含めて、自分自身のキャッシュアウトでいくと、総額で1000万ぐらいで、抑えることができるような リノベーションになってます。
すごい、想定通りできた感じですか?
そうですね、結果的に、補助金とかなければ、妥協してどんどん色々と質を低くしないと いけなかったのですが、該当する補助金とかがあったので、色々設備を新しくしたりですとか、また塗装範囲とかもどんどん広げていったりとか、そういうのを広げていきました。
どのぐらいの時間がかかったか
ご自身でやられて、多分相当大変だったんじゃないかなと、想像できるのですが、どれぐらい時間はかかりましたか?
夫婦で子供にも手伝ってもらったりも しましたけど、大体1年ぐらいの時間がかかったかなと思います。
私も妻もリモートワークで在宅で仕事してて、それまで住んでた家と、この家までが100mぐらいの距離だったので、仕事が終わったら今の家に来て DIYしたり、ランチの時間にちょこっと塗ってみたりとか、そういう感じで、あと朝の時間とか夕方の時間、土日とかそういった時間を使って行ってきました。
長い時間で大変なのですが、単調な時間とかもかなり多くなるんですが、そういった時間で、audibleとかVoicyとか音声配信を聞きながら、そういうのを行うと割と結構長い時間で、ちょっとめんどくさいな、と思うこともあるかもしれないんですが、気を紛らすというか、そういう時間になったかなと思います。
なので、この1年間って結構相当の本数を聞いて、DIY知識も増えたのですが、それ以外にいろんな知識も、AudibleとかVoicyとかで得られたと思います。
すごい有効活用されてますね、すごい!
セルフリノベーションをおすすめする理由
セルフリノベーションの 費用の話だったり、時間の使い方だったり、いろいろ感じたところが、たくさんあるかなと思うのですが、実際にお勧めできるとしたら、お勧めする理由をお聞かせいただけますか?
はい。2点ありまして、1点はやはり何度かお話しましたけど、コスト面かなと思います。
自分たちの理想とするような設備を、空き家だった状態からいろいろと新しくしても、新築と比較しても、3分の1ぐらいで収めることが できるかなっていうのが、やっぱり魅力かなと思います。
2つ目が、DIYのスキルアップというところかなと思います。
DIYのスキルがアップすると、今後、今の状態の部屋から、いろいろ改造していくことも、自分でその場の状況に合わせて できるかなと思います。
今、子供が6歳でこれから小学校に上がって、もう少ししたら、子供部屋を作ろうかなというふうに思ってるのですが、そういった時もどこかの部屋に もう一部屋増やそうか、っていうのを考えたりとか、あとはDIYの道具とかも、保存したい場所が結構どっか作りたいなとか、あと最近キャンプとかするようになって、アウトドアの道具とかテントとか、そういうのを保存するような場所とか、小さめの倉庫とか何か作ろうかなという話もあるんですが、そういったことの対応を、あまり大きなお金をかけずに実施することができる、というのがメリットかなというふうに思います。
子ども部屋を作ったり、自分たちの意思で自由にお家を 変えられるというのは、非常に楽しそうですね。
そうですね。
ライフステージに合わせて いろんなことができるので、そういった面でもいろんなスキルが増えますし、おすすめかなと思います。
ありがとうございました。
今回は吉井さんに、リノベーション経験者として、体験談をお話ししていただきました。
個人的には費用面がそんなに抑えられるのか、というところにすごく驚きを感じました。
この動画、次回もリノベーションの、今度はノウハウというところで、また吉井さんにお話を お伺いしていきたいと思います。
それでは本日は吉井さんありがとうございました。
ありがとうございました。
